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「普通のサラリーマンでも15年で2憶円作れる」

外は梅雨ですね〜!
シトシト雨の降るのも日本の四季の風情なのかもしれませんね!
さて、今週は体調をくずし、長い間ベットの上だったので

「普通のサラリーマンでも15年で2憶円作れる」(四谷一)

を読みました。

四谷さんの簡単なスクリーニング条件設定は
・PER<10
・株主資本比率>50%
・3〜5年の業績が良好
・売上高伸び率5%以上
・経常利益伸び率5%以上
・PBR<1

だそうです。
これから絞った銘柄からさらに配当はどうか自社株買いはしているかや
儲かりやすい企業のビジネスモデルとは・・などについて書かれいます。
バリュー投資入門書としてはとても読みやすいものだと思いますね!

実際に機械的にスクリーニングにかけてみると34件が該当しました。
yotuya1.jpg


ただいま四季報の通読をしていますが、やはり気になって付箋をしてあったもの
などがいくつかヒットしたりしていると嬉しいものですね!
この中からもっと具体的に四季報・IRを調べてみたいですね!

ちなみに個人的にここからさらに機械的に絞り込んでみました。
(1〜3ヵ月短期的にどう変化するかみてみたいですね)
yotuya080622 02





きょくとう(2300)の分析について

ただいま体調不良で熱にうなされ4日目に突入です。
今日は体調が少しよくなったんでそんなベットの上でしか過ごせない時には
読書に限りますんね!!
ということで新たな四季報が出たことを記念して
「はじめてのバリュー株」(角山智)
を読みました。

さてさて角山さんのこの本は
初心者がどのようにバリュー投資銘柄を見つけるか、四季報からの銘柄選びについて
書かれていました。
その中で割安なのかどうかを判断するために「企業の定価」というものを基準に割安か
どうかを決めています。
ということで今回は以前保有していたきょくとう(2300)がわりやすだったのかどうかこの
基準から判断してみたいと思います。

企業の定価=事業の値段 + 非事業資産の価格
(        1株利益x15   1株資本x1/2    )
で02〜08について計算してみました。
以下が結果です。

s2300 080619

私が購入したのは475円であり、定価を下回っていました。
しかしみてわかるように2005における日本市場上昇時においてもその定価を
うわまわることはなく、銘柄によってどの程度が割安であるのかいま一つ判断
材料に欠けていたのだとわかりました。
まず1点目としては「注目度」です。
今任天堂やトヨタのように大型株はPER10倍以下、PBR1倍以下になることなどは
めったにありません。その一方で万年低PER/PBRの企業もあるのは事実です。
ある意味、その企業が魅力的であるのかどうか、注目されているかどうかで、本質
的な定価が変化するように思われます。
2点目に、(これもリンクしますが)もっと長期的なデータ解析が必要ということです。
今回は6年間における比較をしましたがこの中ではどこが底値となりうるか十分な
データはえられないということがわかりました。もちろん現在の価格が割安である
ことは間違いなく言えると思います。ですので「買ったらもう手放さない。」というので
あれば十分だと思われます。しかし短期的(半年以内)に資金を流動させて効率性を
高めたいと思ったらもっと分析をしなければいけないのかもしれません。

もちろん、このほかにも企業の持つ価格の算定方法や個人が重要だと感じるファクター
が異なればもちろん価格は異なってきます。さてさて自分に最適な判断ざいりょうとは・・

追伸:何かアドバイスなどありましたら気軽にご連絡ください。

長く充実した1ヶ月

5月は京都や東京の学会などに参加してきましたが
東京での国際学会では日本の医学会で今ホットはiPS細胞について
熱い議論が交わされました。
みなさんご存知かもしれませんがiPS細胞やES細胞というのは私たちの
身体をつくるどのような細胞にも分化する能力をもった細胞であり、イモリ
の手を切ったりすると時間がたつにつれて再生することをイメージしてい
ただければ一番わかりやすいかも知れません。
では「私たちの臓器や失った手、歯なども再生できるようになる!」と思われる
かも知れませんね!確かに近い将来その実現性は高いと思います。しかし
それには基礎研究の段階でもまだメドはついていない状況にあります。
ある大学では動物に異種の動物の臓器を作製される試みがなされており、
人の臓器をブタなどに作製させるプロジェクトが進んでいます。

それはさておき、このiPSやES細胞が今最も注目されているのは
1.薬剤等の薬効をin Vitro(試験管内)での実験で確認ができるということ
2.遺伝特異的な細胞を患者さんからいただき、病徴のメカニズム・治療法の解明
などに役立つことが今一番注目されています。


1に関しては薬剤の効果を知るためにはモデル動物で実験し、人での治験に
移ります。しかし、ヒトと動物ではやはり違いがありますので投与してから
「やはり副作用が出ました」
では済まされません。ですので実際にヒトの細胞を培養して薬効が調べられる
ということがとても重要なことになってきます。

たまたまお隣に座られた製薬会社の方と2日間話をさせていただきましたが、
製薬業界は以前日本で抗体のメカニズムが解明されたとき、利用方法が見出せず
二の足を踏んでいる間に海外に先を越され、出遅れたことを悔いているのだと
おっしゃっていました。そこで今回の万能細胞の発見によって新たな利用法、可能性
を探るべく多くの製薬会社がどこか入り込む余地がないかきていたようですね。

用語:カタリストとは

カタリストとは・・

投資におけるカタリストとは「株価を上昇させる触媒や刺激」のことを
さします。一昔前におきたりそな銀行への公的資金投入などもそのひとつ
といえるのではないでしょうか。
公的資金投入によって外国人投資家の買い越しが高まり、日本株を買い戻す
動きにつながったとも聞いています。
どれだけ財務が健全で収益力があり、割安であっても株価が上昇しなければ
意味がありません。(長期投資にかんしては企業の価値が適正に株価に反映
されることを待つ投資方法ともいえます。)
この株価の値動きは結局のところ、需要と供給のバランスによって上昇したり、
下降したりしますのでこれらを動かす一つの要因としてカタリストに注目してみ
る事も大切だと思われます。

参考:

19.カタリスト(触媒)の重要性 〜マーケットの魔術師 金言集〜
日本株式市場、何がカタリストとなるか?

人はなぜ確率によわいのか?

みなさん、日常の中で確率というものを意識しているはずです。
しかし、その確率とは本当に正しいものなのでしょうか?

そんな起こりうる確率と人の直感のズレについて
Newton 2008 04号に掲載されていました。

たしかに、
「過去の動きを見るとこのチャートの動きはこの後底になるから今が買いだ」
とか
「よーし、宝くじで大もうけするぞ!」
なんて考えたりしますが、実際には

直感でやるよりシステムトレードの方が成果を出している
また宝くじあたらなかったなぁ

などの声が聞こえますが
「なるほど!」と思わせるように人間の直感と実際に起こりうる確率とのズレに
ついて説明されています!

さてここで問題です。

Q1.生徒が50人の教室で同じ誕生日の人が1組でもいる確率はどのくらいなのでしょうか?
A.50%より大きい B.50%より小さい

Q2.ある野球の解説者が開幕戦前に
「さあ、今年は日本シリーズは大接戦です。両チームの実力は互角ですから最終戦の第7
戦までもつれ込む可能性が高いでしょう」

A.この解説は正しい B.正しくない


Q3.あるクイズ番組で3つの扉が用意されそのうち1つには豪華賞品が、2つにははずれが置かれ
ています。
司会者はその正解を知っていますが挑戦者は当然知りません。
そこで挑戦者にドアを1つ選んでもらったところAのドアの前に立ちました。
そこで、司会者が残りのドアBCのうちBを開け、はずれであることを明かしました。
「はじめに選択したAでも結構。ですがここでドアCに替えてもかまいませんよ。」

さて挑戦者は賞品を獲得するためにどうするのがベストでしょうか?
A.そのままAの扉を選ぶ B.Cの扉に変更する。

さて、以上の4問に対して答えは出しましたか。
正解は・・・

Q1→ A 
実際に計算してみると97%の確率で1組います。

Q2→ B
実は第7戦までもつれ込んで「4勝3敗」で決着がつくのも「4勝2敗」で決着がつくのも
同じ確率でこれは過去58回の日本シリーズの集計をしても同じだそうです。

Q3→ B
Aが正解である確率は1/3、その一方でCが正解である確率は2/3です。
なんともふしぎですねぇ、更にここに心理も働いてしまっていませんでしたか?

どうでしょうかこれで直感というものがどれだけ確率とずれているか
認識できたのではないでしょうか
投資といいつつ直感に頼ったものは投資とは言わず
いわゆる投機、ギャンブルに過ぎず、根拠のないものほどどれだけはずれを引くかがわ
わかります。
この人間のズレは人間が進化してきた過程で生じたものだというなぜずれが生じたのか
面白い説が載っていますので計算の確認と共に経済から少し距離を置いた分野も楽しん
でください。Newtonは科学を楽しんでもらうための比較的簡単な雑誌なので一読をお勧め
します。それでも物足りない人は日経サイエンスを!